結婚指輪のこだわり

 先日結婚10周年を迎えました。結婚してからいつもしている結婚指輪も10年経ちました。10周年を機にというよりも、ホームセンターで指輪を磨くシートを目にしたのです。そして、先日初めて結婚指輪を磨いてみました。こんなシートで本当に綺麗になるのかと半信半疑dしたが、磨いてみて驚きました。輝きのなかった結婚指輪が、ピカピカになったのです。購入した時のようにはもちろんなりませんが、満足いく輝きになりました。これからも定期的に磨きたいです。結婚して18年。いつの頃からか結婚指輪をしなくなりました。家事に育児に、金属の触れてほしくない仕事が増えたこと、はずしているうちにサイズが合わなくなったこと、理由ははっきりしていません。主人も仕事の関係で装飾品は禁止だったため、二人とも薬指はいつも指輪のないままでした。ある時、些細なことでケンカをしてしまい、ほとんど口を聞かない日が続きました。普段見ることもない引き出しの整理を突然しようと思ったのは予感だったのかもしれません。ずっとしまいこんでいた結婚指輪のケースが出てきたので何気なくあけてみました。指輪の裏には結婚記念日の日付と、二人のイニシャル。この指輪を二人で選んだ日のことを思い出しました。ずっと二人で寄り添っていこうと話したこと。あの時の気持ちを忘れないで。結婚指輪が大切なことを思い出させてくれました。
今は素直にごめんね、と言えそうです。

私達の結婚指輪は永遠を意味する、メビウスリング。結婚するにあたって、永遠の愛を誓ったからです。そして、イニシャルなどを内側に刻印する人は多いのですが、私達の結婚指輪には外側にイニシャルを刻んでもらいました。そして間にはサファイアが埋め込まれています。一生に一度の買い物。そして世界にひとつだけの結婚指輪にしたくてこだわった私達の作品です。もちろん、結婚して10年経った今でも肌身離さず身に着けています。昔の人は男女問わず、結婚指輪をしている人は少ないかもしれない。私の両親もはめていない。両親の結婚30周年のとき、母が恥ずかしそうに指輪を見せてくれた。見たこともない指輪だった。新しく買ったのかと聞くと、その答えに私は、なんだかほほえましく思った。父から貰った最初で最後の結婚指輪をずっと大切にしたいから、父の結婚指輪と母の結婚指輪を溶かし、一つの指輪にしたと言う。これからは、この一つになった結婚指輪がお母さんの宝物だと、笑顔をみせてくれた。