結婚指輪のこだわり

1年ほど前に友人が結婚するということで、結婚指輪選びに付き合ったことがあった。その友人が指輪を選んだお店は、いわゆる結婚情報誌に掲載されているお店だった。いくつかのデザインを見せてもらいながら、店員さんと友人のやり取りを横で聞いていたのだが、驚いたことに今は結婚指輪をホワイトゴールドで作ることもあるそうだ。結婚指輪と聞くとプラチナをイメージするが、価格も高いし、今は予算によってはホワイトゴールドを選ぶ人も増えているそうである。昔西洋では心や精神は頭ではなく心臓に宿ると考えられていたことと、また心臓の血管が直接薬指とつながっているものだと信じられていたようです。
そこでお互いの心を結び合うという考えから結婚指輪を薬指にはめる風習が始まったそうです。
この話を始めて聞いた子供の頃どうして小指じゃないんだろうかと不思議に思いました、何故なら運命の赤い糸が結ばれているのは小指ですし、指きりで約束をするのも小指だからです。
ただ他の指でこういうお話はあまり聞かないのは何故なのかと不思議に思います。

私達の結婚指輪は永遠を意味する、メビウスリング。結婚するにあたって、永遠の愛を誓ったからです。そして、イニシャルなどを内側に刻印する人は多いのですが、私達の結婚指輪には外側にイニシャルを刻んでもらいました。そして間にはサファイアが埋め込まれています。一生に一度の買い物。そして世界にひとつだけの結婚指輪にしたくてこだわった私達の作品です。もちろん、結婚して10年経った今でも肌身離さず身に着けています。昔の人は男女問わず、結婚指輪をしている人は少ないかもしれない。私の両親もはめていない。両親の結婚30周年のとき、母が恥ずかしそうに指輪を見せてくれた。見たこともない指輪だった。新しく買ったのかと聞くと、その答えに私は、なんだかほほえましく思った。父から貰った最初で最後の結婚指輪をずっと大切にしたいから、父の結婚指輪と母の結婚指輪を溶かし、一つの指輪にしたと言う。これからは、この一つになった結婚指輪がお母さんの宝物だと、笑顔をみせてくれた。